熱水土壌消毒装置のパイオニア　神奈川肥料株式会社の歩み

臭化メチル問題でクローズアップ

土壌消毒の主流である臭化メチルは、国際的取り決めにより２００５年よりその生産・使用が全廃されます、その代替えとなる土壌消毒技術の開発事業として平成１２年度から、３ヶ年計画で農林水産省の補助事業として実施された、「熱水等利用土壌管理園芸栽培実用化技術開発事業」にも参画させていただき国・県の研究所、全国各地の農業改良普及センターなどのご指導をいただきながら技術の向上に努力してまいりました。
おかげさまで当社の熱水土壌消毒装置の牽引方式は神奈川方式として広くご信頼いただけるようになってまいりました。

農家の皆様と共に

今後、各機関のさらなるご指導をいただき、農家の皆様と共に歩み、「安全な野菜の増産」
そして「農家所得の安定向上」を寄与できる企業として成長するよう全力で努力する所存です。

特殊菌体肥料「拮抗」「熱水土壌消毒」のとりくみ

弊社は創業以来、優良微生物群培養の土壌改良肥料「拮抗」の製造販売を主としてまいりま
した。ご利用頂くお客様より、大変良い肥料と評価を頂いておりましたが、農家の方々とお付き合いが深まるにつれ肥料だけではどうしても解決出来ない土壌病虫害の問題が有ることを知らされました。昭和６０年に私はこの問題克服の有効手段として農薬を使わない熱水土壌消毒(当時は温湯消毒と呼称)に着目当時は、熱水土壌消毒が臭化メチルの強力な代替技術として大きくクローズアップされている今日と違い「お湯を畑にまいてどうする？」と周囲から笑われたものです。以来各研究機関の先生方のご指導と農家の方々の驚きと喜びの声に励まされ今日に到りました。